気づけばもう12月。
現場も年末に向けてバタバタと動き、事務所でも「今年中にここまで」という言葉が飛び交う、いわゆる“師走”らしい毎日です。
そんなあわただしさの中、久しぶりに家族との休日を過ごしていると、リビングがなんだか賑やか。
見ると、子どもがクリスマスツリーを一生懸命飾っていました。
「ここでいいかな？」
「この飾り、去年も使ったね」
小さな手でオーナメントを一つひとつ付けながら、去年のことを思い出している様子に、思わずこちらも足を止めてしまいました。
ツリー自体は特別立派なものではありませんが、毎年こうして家族で飾る時間があるだけで、家の中が一気にあたたかくなる気がします。
工務店で働いていると、「家は完成したら終わり」ではなく、そこでどんな日常が過ごされるかが何より大切だと感じます。
クリスマスツリーを飾る時間も、そのひとつ。
家づくりに関わる仕事をしているからこそ、こうした何気ない瞬間の価値を、これからも大事にしていきたいですね。
師走は何かと慌ただしい時期ですが、
皆さんのお家にも、ふっと心が緩む時間が生まれますように。
赤窄