青山 佑樹 自己紹介へ

リノベーションのお話

公開日:2025/06/19(木) 更新日:2025/06/19(木) 家づくりのこと

みなさんこんにちは。

広報・ディレクター・カメラマンの青山です。

今日は私の家の『リノベーション』についてのお話をさせていただきます。

 

私は10年前にタカノホームでリノベーションによる家づくりをしました。

現在はスタッフの一員として働いていますが、10年前はみなさまと同じように“お客様”の立場だったんです。

初めは新築で家を建てたいな、、という思いもありましたが、住みたい街での土地探しが難航したり、予算の都合、こどもが就学する前に何としても新しい暮らしをスタートしたいなどの問題がいっぱい。

そんな問題を解決してくれたのが【リノベーションという選択肢】だったんです。

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〈物件との出会い〉

当時、私が出会ったのは福岡市西区にある築年37年の中古物件でした。

土地が約60坪で、建物が2階建てで約34坪。南向きで庭も広くなかなか良い物件です。

住宅診断をしてもらい、シロアリの跡や雨漏りがありましたが、しっかり補修・対策をすることで納得して物件購入。

物件の構造自体はしっかりしていて、おもしろいリノベができそうな予感があったんですよね。

そこからは数々の打ち合わせを行い、家族の理想の暮らし方をカタチにしていきました。

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〈工事中〉

工事が始まってからは、古い建物が新しいカタチに生まれ変わるのを見るのが楽しくて、毎日仕事帰りに現場に立ち寄っていました。

家の壁が壊され、床を剥ぎ柱だけになった姿を見た時は「これがリノベーションか」とワクワクしたのを覚えています。

 

 

月日が経つにつれて、新しい壁ができ、杉の無垢材を使った床が張られ、屋根も葺き替えられました。

 

4.5畳、6畳、8畳と細かく分けられていた縁側のある和室は、壁を抜いて大きなリビングに。

勾配天井にすることで、立派な梁を見せる広々とした空間に変化しました。

 

 

『リビングで家族がくつろぐ時間を大切にしたい』という思いがカタチになった瞬間です。

 

あれから10年が経ち、杉の床材はアンティーク家具のような色合いに変化し、家族も家と共に成長しました。

ですが、今でもこの広いリビングで家族が集まり、楽しい時間を過ごしています。

 

ぜひ、みなさんも“家づくりの選択肢”にリノベーションを加えていただき、自分たちの暮らしに合った家づくりをしていただきたいと思っています。

どんなささいな疑問に対しても丁寧にご説明しますので、気になることがあればお気軽にお問い合わせくださいね。

 

 

青山

 

下記に、我が家のリノベーションについてまとめましたので、ご参考までにご覧ください。

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【築古戸建リノベの魅力】
1. 味わいのある“古さ”を活かせる
築37年という年月は、単なる劣化ではなく「風合い」や「存在感」として活かすことができます。構造梁をあえて見せるデザインは、そんな古い家ならではの趣を感じられるポイントです。
2. 天井を高く開放的に – 勾配天井の効果
天井を斜めにして高さを出すことで、リビングが広く・明るく感じられます。光の入り方も変わり、朝夕の表情が豊かになるのも勾配天井の魅力です。
3. 構造梁を見せて「リノベ感」を演出
昔の木造住宅に使われていた太い梁は、現代では逆に貴重な存在です。これをインテリアの一部として活かせば、“工事感”ではなく“空間デザイン”としてのリノベが完成します。
4. 間取りを今のライフスタイルに合わせられる
昔の家は部屋が細かく仕切られていることが多いですが、壁を抜いてリビングを広く取ることで、家族が自然に集まれる空間に変わります。暮らしの質がぐっと向上します。
5. 建て替えよりコストを抑えられることも
構造がしっかりしていれば、建て替えよりも費用を抑えつつ、自分好みのデザインや間取りにできるのがリノベの大きなメリットです。
 

 

福岡市では「空き家を放置せず利活用する」流れが強まっています。

 和やかで味わい深い戸建リノベは、環境にも家計にも優しい選択です。

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