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スタッフダイアリー

3月11日で、
東日本大震災から10年でしたね。

当時、私は東京のデザイン事務所で
アシスタントとして働いていました。
いきなりの長い揺れが収まったあと、
ラジオやインターネットで
何があったのか情報を集めたことを
覚えています。

時間が経つにつれて、
明らかになっていく状況に
何とも言えない気持ちや、
まだ寒いだろう東北の被災地の
様子が少しずつ報道されはじめるなか、
必死に取り組んでいたデザインの仕事が、
今すぐ力になれることがないのか、、
ということに直面していました。

震災から、2年がたったころ
気仙沼を訪ねる機会ができて、
夜明けから、夕方まで、できるだけ
歩いて街のあちこちを見てまわりました。

自分が生まれ育った海辺の田舎に
似ているなと感じるところがありました。

ふらりと入った喫茶店で、
地元の人が話す地震当日の会話が
耳に入ったり、タクシーの運転手さんが
逃げた時の記憶をぽつりと教えてくれたり、
JRというフランスのアーティストの
大きく引き伸ばされて街のあちこちにある
地元の方のポートレートなど
いろんな見聞きできたことを
できるだけたくさん改めて思い出しました。

10年前に直面したように
自分が時間を費やしている仕事で
一体何ができるのか,,,
考え続けないといけないなぁと思います。

以前も、今も改めて思うのは、
今の自分や、今日過ごしたこと、
そして、明日がくるという気持ちで
いられるということのありがたさと
それが、突然の災害やできごとで
奪われてしまう瞬間があるということ、
当たり前に会えると思っている人たちとの
時間がとっても貴重だということを
気づき続けられるようにいたいです。

復興道半ばだったり、
元どおりとはいかないことが
まだまだたくさんあると思いますが
すこしずつ元気になったり、
いいことが順番に訪れるように、
嬉しいことを独り占めせずに、
誰かにパスできるようになりたいなと思います。

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