見学会ディスプレイの
こぼれ話第３弾...
リビングの先のお部屋にちらりと見える
存在感たっぷりの柱
これも、建て替え前のおじいさまのお家から
引き継いだ柱です
これまでのご家族のことを、
じっと見守ってきたのが伝わってくる
時間をたっぷり吸いこんだ木の色に
ひざ下の位置から、どんどん
上に上にと重なるように記された
身長の記録
いぶし銀の存在感...
いぶし銀という比喩だと
一見、華やかさがないといった
意味が入ってしまいますが、
華やかさというより
この柱のまわりに集まって過ごした時間の
賑やかさが染みこんでる！と感じました
頭に定規や、本をあてて
マジックで書きこんで、
こんなに大きくなったのかぁ！
と喜びながらの背くらべの
幸せな光景が浮かびます。
現場を管理する鈴田や
解体職人さんたちが、
大事に引きあげてきたこの柱
新しさの中に、時間を重ねてきた
慎ましい確かな存在感。
インテリアの中に、古道具を
そっと置くようなこの感じ、、、
この感じをヒントに
何かで、表現できないかなと
思いを巡らせたその時に
見つけたのが！
mrak(ムラック)さんで
取り扱われている竹の円卓です
タイのルー族が手作業で仕上げる
竹を編んでつくる円卓
とっても軽やかなので、
心地よい場所、例えば、ウッドデッキに
運んで、そこでお茶もいいなぁ。。。
小上がり畳に置いてみました。
新しい空間の中に、素朴な
味わいのあるものをちょこんと置いて
ほんの少し、ささやかに
円卓から香る釜戸の薫香が
時間をゆっくりと
引き延ばしてくれるような。。。
見学会ではお住まいや
お施主様との家づくりの中で
見つけたエピソードを元に
ひらめいたアイデアを
そっと追加しています。
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